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三鷹通信

「品質改善プロジェクト」事故防止の取り組み~安全5S巡回

労働災害と発生原因の関係性を示している、ある有名な法則があります。

その法則とは、「1件の大きな事故には、29件の小さな事故と300件のヒヤリハットが隠れている」というハインリッヒの法則です。

この法則では、重大事故・災害防止策において、小さなミスや、“危うく事故になりそうだった”のような「ヒヤリ・ハット」が起きる状況や環境を確認し、対策を講じることの重要性を示しています。

品質改善プロジェクトでは事故を未然に防ぐため、安全5S巡回と称し、「ヒヤリ・ハット」の要因になる「不安全行動」と「不安全状態」をチェックしています。

「不安全行動」とは、手間や労力・コストを惜しむあまり、機械・装置の指定外の使用や防護・安全装置の不履行など、自ら“安全でない行動”をとることです。
「不安全状態」とは、機械自体の欠陥、作業環境の欠陥など、物理的な面で、事故や災害の原因となる状態のことです。

品質プロジェクトのメンバーが各物流センター内を定期的に巡回し、「不安全行動」・「不安全状態」のチェックリストに基づいて確認しています。

問題がある箇所を発見した場合は、必ず指摘箇所の写真を撮影し、今後の対策といつまでに是正するのかを写真とともに明記した「指摘事項書」を作成します。
作成した「指摘事項書」は、全従業員が見れる社内の「見える化ボード」に掲示し、関係者だけでなく社内全体に向けて「ヒヤリ・ハット」の注意喚起として周知しています。

安全5S巡回で大切なことは「事故の未然防止」である事を念頭に置き、
「見える化ボード」は従業員全体への情報共有・注意喚起のために設置、安全対策のひとつとして活用しています。

次回は見える化ボードについてご紹介いたします。

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さぁ、もっといい会社に。

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